今年の受験生ガイダンス、決起集会の様子です。
まず以下のテーマで話をしました。その後、それぞれ自分の目標を決めて、最後に決意表明をしていきました。
<受験生のガイダンス、決起集会>
・受験までの道のり(ロードマップ)
・受験モードに切り替え(6か月後の入試にむけてカウントダウン始まっている)
・夏の学習にどう取り組むか
・一日の過ごし方
・夏以降の学習(夏、秋、冬、受験までになにをどうするか)
・夏の学校の宿題の取り組み方
・よい勉強方法とダメダメ勉強方法(7つの勉強法、5つのダメダメ勉強法)
・夏の目標シートの修正(模試の目標、定期テストの目標、学習時間目標)
・ひとりひとりの決意表明
話した内容も少しお伝えしたいと思います。
一通り資料の説明をして、
■よい勉強方法とダメダメ勉強方法
「これから1か月以上の夏の勉強が始まります。
これが生きた勉強になるか、残念な勉強になるか、、、、
一日8時間、そしてよい勉強法をしている人は、8時間分の効果があります。
一日4時間、残念な勉強法をしている人は、集中度合いが低く、勉強効率がよくないので 実際の学習時間は半分以下になります。例)4時間→2時間
一日8時間、そしてよい勉強法をしている人は、8時間×30日=240時間
一日4時間、残念な勉強法をしている人は、4時間→2時間×30日=60時間
これだけ差が出ます。180時間少ないです。4分の1です。
君達はこうならない様に、この夏からはよい勉強法に切り替えてくださいね。
■7つの勉強方法クリアファイル
ところが、体に染みついたダメダメ勉強習慣はなかなか自分では修正出来ません。
それで、この”勉強方法クリアファイル”を配ります。
塾関係のプリントはこの”勉強法クリアファイル”に入れ替えて、塾に来る時は持って来てください。
勉強中も横に置いたりしていつも目に入るようにしましょう
”ああ いい感じで出来ているぞ!
あ、やばい” など自分で気づけます。
何度も見ていると自然によい勉強方法が身についてきますよ。」
■一日の勉強時間
「よく考えてごらん。
普段は学校で5時間、塾で2時間、家で宿題など1時間と合計7から8時間勉強しているよね。
受験生の夏がそれより短いってことはあり得る?
部活を引退した人は使える時間がぐっと増えたよね。部活に注いでいたエネルギーをこれからの1か月間は勉強に注ぎ込んでください。
勉強し過ぎて死ぬことはないので、自分の限界に挑戦してみてください。」
■最後に話したことは、
「まずはこの夏、そして来年の1月に向けて、ひとりひとりが一生懸命に全力で取り組んでください。
そうすると、そういう空気感、雰囲気が塾の教室内に流れて、みんなが自然に頑張れる場所になります。
昨年の中3は、夏からはそういう状態、空気感になっていました。
授業が始まる前は全員が授業準備、確認テストの準備や最終チェック、準備が終わればその日の学習を自分でスタートしていました。シーンとした中、カリカリと鉛筆の音がしていました。授業が始まる前のことです。
(今年はそのような状態になっている生徒もいますが、まだそうなれていない生徒もいます。)
そして授業が終わったら”おしゃべりタイム”スタート、みたいな感じでした。
オンオフの切り替えが出来て、メリハリのある様子です。リラックスしていろんな話をしていました。勉強以外の話もたくさんしていました。(勉強をやりきった感のよい表情をしながら話をしていました)
そして夏をきっかけに成績を伸ばしていきました。中には偏差値10以上上げて、志望校をどんどん変更していった人もいました。
君たちも是非、そうなってください。」